20代夫婦が投資で早期リタイアを目指すブログ

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フェイスブック株考察

 本日フェイスブック株を11株注文した。 

 以前のブログでも書いたが米国の個別株は以前から欲しいと思っていて、今回極少量ではあるが手に入れることが出来て満足している。

 これからも余裕資金で積極的に買い増ししていきたいと思っている。

 私は、ウォーレンバフェット の投資方針が好きなので、今回もバフェットの投資ルール

 

 • 税引き前利益が75百万ドル(1ドル=120円換算で90億円)以上の企業

 • 継続的に利益を生み出している企業

 • 従業員数が少ないかもしくは借金が少なくROEが高い企業

 • (有能な)経営者がいること

 • 単純な事業

 • (適切な)値段

 に基づいて、フェイスブック株について考察してみたいと思う。

上から順番に考察していく

 1つ目の税引き前利益が75百万ドルに達している企業かどうかについては、フェイスブックはこの数字を大きく超えて、2017/12の時点で200億ドルを超えています。

 利益については全く問題がありません。

 

 2つ目の継続的に利益を生み出している企業かどうかについては、フェイスブックは創設以来継続的(爆発的とも言える)に利益を生み出し続けています。 

 しかし、個人情報を大量に扱うサービスの特性から、その情報の取り扱いについての批判を社会から受けるようになり、現在は逆風の中にいるといってよい状況です。

 今後のサービスの拡大は、個人情報の取り扱いが大きく関わってくると思います。

 

 3つ目の、ROEについては、23.84%と極めて優秀な数字を持っています。

 従業員数については、気になるニュースが先日の日経新聞で報じられました。

 それはフェイスブック社員の年収の中央値が2600万円だったというニュースです。

 この数字はツイッターの1.5倍で、残念なことですが、日本企業のソニーの3倍近い額となっています。

 これからの社会においてAIやITの分野における人材の比重が高まっていく中でIT人材の枯渇が叫ばれていますが、高額な報酬で優秀なIT人材を囲い込むフェイスブックの戦略は、企業利益にモロに反映されていくのではないかと勝手に考えています。

 誰だって、給料の安いところで働きたいでしょう。

 

 4つ目の有能な経営者については、この部分についても先日私が、考察した楽天株と同じようにカリスマでシリコンバレーで最も若い経営者と言われるザッカーバーグ氏がいます。

 この人の評価も人によっては別れるところだとは思いますが、ザッカーバーグ氏カリスマ経営者で、先見の明と技術力を持った素晴らしい経営者だと私は思います。

 

 5つ目の単純な事業という部分については、SNSという特性で大量のデータは扱う部分もあり、高い技術力を要することは間違いないと思いますが、事業として比較的シンプルで収益化させやすいのではないかと思います。

 仮に経営者がザッカーバーグ氏から、ザッカーバーグ氏ほど優秀ではない経営者に変わったとしてもそれほどフェイスブックの収益を生む構造に大きな影響を及ぼさないのではないのでしょうか。

 

 6つ目の適切な値段については、これからもフェイスブックが継続的に利益を上げ続けられると思える人なら「買い」だと思います。

 今回の私がフェイスブック株を購入するに当たって一番悩んだのがこの部分だったのですが、巨大なSNS空間をプラットフォームに持つフェイスブックが、今後は社会の要請を受けて、適切に情報を管理し中央集権的なSNSの模範として次世代を担っていくのではないかと感じ、購入することにしました。

 

 以上で考察を終えますが業績悪化の際は、少額であるので極力思い入れ等を持つことなく直感的な判断をしないように淡々と冷静な判断を下していきたいと思います。