20代夫婦が投資で早期リタイアを目指すブログ

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仮想通貨の今後

 本日付の日経新聞が、仮想通貨のビットコイン価格が急落し、約2ヶ月の安値をつけたと報じている。

www.nikkei.com

 ビットコインは、年初の暴落から最高値を更新する事が出来ない日々が続いており、他のオルトコインについても、大体のものがビットコイン建て売買をされている事から、下落傾向のまま推移している。

仮想通貨の現状

 価格面での伸びはないが、最近になって海外の大手取引所が日本に参入する事や、SBIの仮想通貨交換所(現在は販売所)が稼働し始めた。

 更に犯罪の疑いがある取引が多く確認され、業務改善命令に従わなかった交換業者の業登録の登録を金融庁が拒否するなど、仮想通貨交換分野の顧客保護の体制や、健全化が進みつつあり、仮想通貨取引の足元を支えるインフラは着々と固まりつつある。

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 仮想通貨の取引は、国内で運営される登録済みの取引所の増加に伴って、仮想通貨の取引量が増える事が見込まれる。

 現在は、仮想通貨の売買手数料を抜くビジネスが高利益体質だと判明したため、それぞれの大手企業がパイを奪いあっているわけだが、本質的な話として、今、仮想通貨の種類が何百種類とあるそうだが、そんなにたくさん必要がないという事と、取引所も現在のような乱立状況がいつまでも続くとは思えず、撤退をしたり統合を繰り返したりして、最終的には2〜3社が残るような形で落ち着くと思う。

ビットコイン価格はこの先どうなっていくのか

 私の予想では、大きな出来高を持つ取引所で安全な取引ができるようになるにつれて、投機目的の取引が更に活発になるものと思う。

 いずれは国際ルールのようなものも出来て、キムチプレミアムのようなアービトラージもやりにくくなるだろうし、未成熟であった金融取引が成熟していく事は、ユーザーにとっては歓迎すべきことだと思う。(アービトラージで稼いでる人には申し訳ないと思うが。)

 しかし、いずれの場合も投機目的のマネーゲームの材料にしか過ぎなく、本質的な価値の向上への道のりは結構険しいのではないかと思う。

 ビットコインが真に必要にされるようなキラーアプリの開発や、仮想通貨でしか買えないものと言ったものが必要なのではないかと思う。

 よって、今後もしばらくはヨコヨコの状態が続き、たまの高騰と暴落を繰り返したりしながら長い氷河期を歩む事になるのではないかと思う。

 ビットコインに投資する人は、リップルのような例もあるので、長い長い氷河期に耐える忍耐力が試されかもしれない。

コインベース日本進出の衝撃

 米国最大級の仮想通貨交換会社であるコインベースが年内に仮想通貨交換業として金融庁に対して業登録の申請をする見通しだ。

 コインベースは、取扱い通貨こそ少ないものの上場する銘柄については厳しく選ばれている上、セキュリティに定評があり、ホットウォレットの顧客資産がハッキングされた場合にも全額補償される保険がある。

ユーザーはコインベースに流れると思う

 海外最大手と言ってもよいコインベースにユーザーは流れると思います。

 日本国内においては、仮想通貨の信頼性が地に落ちてしまっている面があり、金融庁もセキュリティの確保や、顧客の資金を扱う組織としての力を養わさせる為に、官民が苦悩をしているところではあります。

 そこにコインベースのような地に足のついた経営をしている信頼性の高い業者が日本に参入をしてくる事は、出来高の面から言っても仮想通貨業界にとってもプラスに働くと思います。

 コインベースはいわゆる草コインを全く扱っていません。

 草コインを豊富すぎるほどに取り扱い、セキュリティについて疑問のある取引所は海外にいくつもありますが、それらの対極にある存在と言ってよいと思います。

国内取引所は着々と淘汰されています。

 7日には、金融庁が、仮想通貨交換業社FSHOの登録を拒否したと発表した。

 仮想通貨の業登録を拒否したのは今回が初で、金融庁が、仮想通貨交換業者に対して厳しい姿勢を崩していない事が現れている。

 とはいえ、内容を見ればこの業者は、犯罪の疑いのある取引が複数あったり、再三の業務改善命令に従わない(従えなかったともいえるかもしれない。)状態であったようなので、レッドカードは必然だったといえます。

仮装通貨の世界は新しいステージへ

昨年やそれ以前の仮想通貨業界の動きはどれもがユーザー主導でした。

 モナコインのようなコミュニティが非常に強いコインでは、ユーザーが主体となって取引が活発になるような働きかけをしていて、それが価格にも反映されていきました。

 他の通貨も主要なものはどれもコミュニティを持っていて、まるでプロスポーツのサポーターのような様相を呈していましたが、今はその流れが変わりつつあります。

 

 この仮想通貨が「儲かる」「将来性アリ」「現業務に利用出来れば大きな業務のスリム化が可能」などとようやく大企業にも判断されてきたため、大きなうねりが起きようとしています。

 個人的には、年初に起きた暴騰と暴落とは比べものにならないほど大きな価格の変動が起きるのではないかと思っています。

 それがいつ起きるかについては誰もわかりませんが、昨今はどの企業もスピード感を持って動いているので、予想よりも早くくるかもしれません。

記念すべき100記事目

 このブログを開設したのは、2016年の5月2日となります。

 一応記念すべき100記事目となりますので簡単に振り返りたいと思います。

最初期

 解説時の記事がこちらです。

 

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 まだ仮想通貨を購入する前です。

 この頃の私は、IPOなどの株式投資を中心とした投資手法によって資産を形成しようとしています。

当時から自動運転について興味を持っている事が確認できますが、今も興味を持っています。

昨今のニュースでも自動運転に関する報道や、技術競争は加熱の一途を辿っており、今後もこの流れは続くでしょう。

今振り返ってみると、この時に自動運転の分野に関する投資を検討してみてもよかったかもしれませんね。

ちなみに資産1000万の目標は達成しました。

仮想通貨との出会い

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タイトルの通りですが、ここから私の資産形成は始まったといっても過言でもありません。

記事の通りですが、完全に投機としてモナコインを購入しています・

当時のビットコインの価格が12万円とされていますが、懐かしさを感じると共に、現在のBCHとほぼ同じ価格であるという事に注目したいと思います。

現在私は、BTCよりもBCHに興味関心が移っており、将来性についても ビットコインを上回るのではないかと思っています。

価値の保存としてのビットコインと、新しい決済手段であるビットコインキャッシュが今後どういう道を辿っていくか注目していきたいと思います。

第一子誕生

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待望の第一子が誕生しました。

今もすくすくと育っています。そしてこの記事を最後に、ブログの更新は長期の冬眠期間に入りました。

冬眠期間の最中も、仮想通貨に関する情報収集を怠る事はありませんでした。

そして現在へ

仮想通貨界隈は、年初の大暴騰からの大暴落を経験しユーザーが何倍にも膨れ上がりました。

ユーザーが増えた事によって、界隈に数える程しかいなかったインフルエンサー的な人たちも膨大に増えています。

ユーザーが増えたおかげで、価格に関する話題も増えましたし、あまり有益でない情報も溢れています。

今は、以前と違って情報を取捨選択しなければいけない時代です。

○○コインがいつまでに◯倍になる、とかこういうのに安易に飛びつかないのは当然として、仮想通貨の本質を見極める為の情報収集を徹底していきたいところです。

 

バフェットのモート(堀)とビットコインの今後

 かの有名なウォーレン・バフェット氏は、兼ねてから企業の持つブランド力を城を守る堀(モート)に例えて、ワイドモート(深い堀)を持つ企業に対しての投資を推薦している。

 その投資原則に対して、電気自動車大手のテスラCEOイーロンマスク氏が噛み付いた事が話題となった。

 「モートは時代遅れで、これからの時代はイノベーションペースだ。」

現代においても堀は確かに存在する。

 本日付けの日経の記事だが、ユニチャームのおむつ販売が中国で好調であると報じた。

 要旨は、ユニチャームが中国で築いたブランド戦術が功を奏し、その成果が今期の1〜3月の決算に現れたという形だ。

 4月以降も中国におけるユニチャームの好調は続いている。

 しかし堅実な戦略と地道な努力で、中国において価格よりも品質のブランド力を築くことには成功したが、未だライバルのモートを破る事が出来ていない。

 破れていないモートとは、米大手のプロクターアンドギャンブル(P&G)や米キンバリークラークなどの圧倒的な知名度とブランド力だ。

 P&Gは中国で2割を超えるシェアを誇っている。

 ユニチャームは95年から中国に進出し、企業努力を進めてきたが、他社が先行して築いたモートに苦戦をしている。

 P&Gは中国においてワイドモートを持っているといって良いだろう。

 こうした例は、おむつでなくても様々な例が各業界で起きているし、それは歴史が証明している。

 新規参入者が、このモートを持つ企業達を打ち負かすのは簡単な事ではないのだ。

 仮想通貨の世界とは全く違うおむつ業界の話ではあるが、ユニチャームはイノベーションによってこのモートを埋める事はできるのだろうか。

ビットコインを企業に例えて考えてみる。

 仮想通貨の中で最も代表的なものとしてビットコインがある。

 ビットコインは企業ではないが、ビットコインを企業に例えて考えてみる。

 ビットコインは2008年にサトシによって創業されて以来、業界最大シェアを誇っており、仮想通貨の中で最大の時価総額を誇っている。

 最大の時価総額を誇っているという点については、変わっていないが、創業者は既に引退をしてどこかに行ってしまった。

 創業者が姿を消した事は英断と評価されているが、後の混乱と分社化を招いた。

 ビットコインは何度かの分社化(ハードフォーク)をし、その中には草コインのようなものもあれば、ビットコインキャッシュのようなビットコインの将来を脅かす有力なものも存在する。

 他にもイーサリアム、リップルといったビットコインにはない機能やビジョンを持っていたり、優れた機能を持つ有力なアルトコインも存在する。

 現状のビットコインは送金の遅延は起きるし、手数料も不安定の為、これら有力な対抗馬に対して具体的な対策を打ち出せていない。(ライトニングネットワークは実装されていない。)

 機能的なもので言えば、上記にあげたもの以外のアルトコインでもビットコインの性能を上回るコインもいくつか存在している。

 私の目には、かつてのビットコインにはワイド・モートが存在していたが、そのモートがゆっくりと埋め立てられているようにしか見えない。

 去年の今頃であれば、仮想通貨の投資戦術としてはビットコインをガチホしているだけでよかったのであろうが、これからビットコインをガチホしたら、来年の今頃は泡を吹いて倒れてしまうことになるのではないかと思っている。

 仮想通貨の顧客数は今年の3月段階で350万人程度で日本の全人口の3%に満たない。

 これから益々利用者増が見込まれるだけに、ビットコインの持つモートがが小さなもの見えてならない。

 市場が拡大していく中で、ビットコインが生き残っていけるかを注視していきたいと思う。

 

 

仮想通貨の投資家数はFXを上回ったのか。

本日付の日経新聞が、仮想通貨の昨年度の国内取引額が20倍になったと報じている。

外国為替証拠金取引(FX)からの個人資産が流れ込んできたのが主な原因のようだ。

この流れは今後更に拡大していくと思う。

理由は、仮想通貨の方が圧倒的にボラティリティが高く、チャンスが大きいように見えるからだ。

みんなさっさと億万長者になって会社を辞めたいのである。

しかし、今後仮想通貨で一攫千金を狙ってくる人たちは以下のような点で注意をしなければいけない。

仮想通貨は、FXよりも税制面で優遇されていない。

仮に、これから参入してきた人達の中に類稀なるセンスと分析力で、これから仮想通貨のトレードで大儲けをした人がいたとしよう。その場合仮想通貨の利益は現状雑所得として取り扱われ、住民税も含めると儲けに対して最大で55%の税金がかかる。

去年話題の言葉となった億り人たちも、その殆どが税金で半分以上持っていかれているのが実情だ。全然「億れてない」なのである。

対して、FXは申告分離課税という税方式が取られており、一律20.315%の税金となっている。

ハイリスクハイリターンと言われたFXも仮想通貨に比べると遥かに税負担が軽く、またボラティリティも仮想通貨に比べれば緩やかであるので、仮想通貨の取引に比べれば「安全な取引」だと言える。

今後は、仮想通貨の税制もおそらく見直されていくとは思うが、その予定や見通しは全然立っていないので、仮想通貨トレーダーは税率55%という重い税負担と高いボラティリティと戦い続けなくてはいけない。

保有通貨の攻撃リスク

先日モナコインが、攻撃をされたというニュースに界隈に衝撃が走った。

取引所のハッキング等であれば、変な話ではあるがよくある事なのだが今回はブロックチェーンという技術の根幹に対しての攻撃であったので、大ニュースとなった。

ブロックチェーンという技術の堅牢性自体は、完全無敵と思われていた、というか思い込んでいた。

国内のモナコインのサービスもいくつかが停止を余儀無くされるようだ。

コミュニティの結束と決済手段の広がりを武器としていたモナコインにとっては致命傷であり、ここからの挽回は正直難しい状況にあるように思える。

また、今回はモナコインが狙われたわけだが、攻撃をされたのはそのブロックチェーンであるので、他の仮想通貨が攻撃をされないとは限らない。

ブロックチェーンに対する攻撃でなくても、取引所を介したハッキングも従来通りリスクとして存在するので、仮想通貨を保有すること自体に一定のリスクがつきまとい続ける。

少なくとも、仮想通貨は持っておば必ず儲かるという性質のものではない。

様々な書籍やブログ、ツイッターなどで仮想通貨で儲かった、資産が◯倍になったといった情報が巷には溢れているが、現実は全然違うと思う。

去年の年初から参入してきたトレーダーやホルダー達とこれから儲けようとする人たちでは、期待値に差があると言わざる負えない。

個人的には、「トレード」で稼ぎたいなら、FXや株などで取引した方がよっぽど稼ぐ事ができるのではないかと思う。