ビットコインキャッシュのハードフォークは好材料になって欲しい。
本日付の日経新聞が、三菱UFJ銀行がリップル社の送金技術を使い、国際送金の実証実験を開始すると報じている。
既に多くの金融機関と国際送金の実証実験を開始しているリップルではあるが、国内の大手金融機関である三菱UFJ銀行も実証実験に踏み切った。
実際に採用されるかは別としてリップルにとっては、1つの好材料という見方をしても良いだろう。
数日かかるとされている国際送金がリップルの機能を利用すれば数分で終わるとされ、その優位性は高いとみられている。
ビットコインキャッシュがハードフォーク
リップルの提携先が拡大していくニュースとともに、個人的に楽しみにしているイベントがビットコインキャッシュのハードフォークだ。
今回のハードフォークでは基本ブロックサイズが8 MBから32 MBへと拡大される。
スケーラビリティー問題で分裂したビットコインのライトニングネットワークやセグウィットを利用した解決策との違いがより鮮明化する。
スケーラビリティー問題については常に多くの識者の方々に議論がなされており、ここでどちらが良いとか、そういうことを言うつもりもないが、このハードフォークはビットコインキャッシュにとっては良い影響与えるものだと考える。
皆さんが気になっている価格の面でどのような影響与えるかはわからないが、単純に考えればそのコインの持つ機能が強化されるわけだから悪い影響にはならないはずだ。
どんどん開発をしていただいてより使いやすいコイン、より便利なコインになってほしいと思っている。
かつての IT産業とブロックチェーン産業は似ている。
投資と言うよりは投機と言う考え方になってしまうかもしれないが、 1,990年代末期から2,000年代初期にかけて起きたインターネットバブルのようなことが、このブロックチェーン産業において起きるのではないかと私は夢想している。
このブログでも何度か私が語っている通り、私は最先端のテクノロジー企業に投資をすると言う投資手法をとるように心がけている。
最先端のテクノロジー企業というのは、プラットフォーマーと呼ばれる米国の IT大手などだ。
そしてそれらIT大手に対する投資よりも、更に投機色が強くなってくるがこのブロックチェーン産業に対する先行投資だ。
この先行投資は、投資の考え方としてはアリだと思っている。
新興のブロックチェーン技術のようなものに対して投資をする際に、きちんとリスクとリターンについて分析をした上で投資をする事は不可能であろうし、分析が完璧に済んだ状態になった頃には、既に投資としての時期を逸してしまいかねない。
大きなリスクを負いたくもないが、先行者有利の立場をみすみす逃したくもない。
私はこの投資について投機的要素が強いと思ったが、個人としては投機ではなく未来に対する投資と言う気持ちでこれらの分野に資金を投じている。
今後もリップルやビットコインキャッシュについての動きに注目していきたい。