20代夫婦が投資で早期リタイアを目指すブログ

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仮想通貨を1.9億円分詐取された事件について

 本日の日経の夕刊が、仮想通貨の取引を持ちかけて会社社長の男性から1.9億円分のビットコインをだまし取ったとして自営業の男らが警視庁に逮捕されたと報じています。

 仮想通貨の認知度が上がるつれて仮想通貨絡みの詐欺事件の報道を目にしますが、これは内容をよく読むとだまし取られているのは確かにビットコインですが、仮想通貨に問題があったため起きた事件というより仮想通貨をだまし取る目的で行われた単なる詐偽事件だとわかります。

 騙す手口についても、非常に古典的な手口というか、現金をちらつかせてビットコインを買い取ると言いながら、実際には送金が確認されていないとして金を支払うことなくビットコインだけを手に入れたようです。

 こんな強引な手口がまかり通る世界があると思うと大変恐ろしい気持ちになります。

 恐らく今後も仮装通貨をだまし取る目的の投資金詐欺だとか、ICOに絡む詐欺事件など仮想通貨に関連する事件は起きるでしょう。

 

 コインチェックの巨額のNEM流出事件については、仮想通貨や仮想通貨交換業者の問題点をある意味浮き彫りにした事件といえると言えますが、今回については単なる詐欺事件です。

 目的はビットコイン法定通貨に換金する事による資金洗浄なのでしょうけど、ビットコインでなくても資金洗浄は出来ますし、このような事件の積み重ねによってビットコイン資金洗浄=危険というイメージがついていくのはどうなのかな、と思います。

 報道の仕方が間違っているとは思いませんが、一般の方に間違ったイメージを植え込みかねない報道のして欲しくないな、と思いました。

 ビットコイン自体は、ブロックチェーン技術によってその取引の台帳が過去から現在まで全て公開されており、更に改ざんすることが出来ないという非常にクリーンな特徴を持っています。

 そのような正しい情報も同時に発信していく必要性があると感じました。(正しい情報を見つけるのも、情報社会である現代においてはユーザーの責任なのかもしれませんが。)

 

 昨年から本年の初頭にかけて、急激にユーザーを増やし、取引量を増やしてきた仮想通貨業界は、コインチェックの巨額NEM流出事案によって一区切りをつけたようにも思えます。

 NEMの流出に関しては、私が仮想通貨業界に入って一番最初に熱心に勉強をした仮想通貨であり、仮想通貨について何も知らない状態からハーベストをしてみたりとある意味仮想通貨の魅力を私に教えてくれた通貨で思い入れも人一倍ありました、

 あまりツイッターなどでもつぶやいてはいませんでしたが、NEMの流出は本当にショックでしたし、何故NEMが標的になったのか、と思うこともあります。

 

 今後は、金融庁主導で業界をクリーンにしていき、かつ成長させる方針で適切に業界が導いていく方針だと思いますので、今後の業界の適切な発展に期待したいです。