XRPが高騰している中、仮想通貨交換業者が業務停止に
５０円代前半で低迷中だったXRPが４月１２日頃から反発して、今現在で７０円に届こうかという位置にいます。
XRPは年初に暴騰と暴落を経験しており、じわじわと下がり続ける展開が続いていたのですが、ようやくトレンドが変わりつつあるのかな、という感じです。
リップル社と他の金融機関、銀行との提携のニュースが毎日のように流れ、ファンダメンタル的には非常に良い状態を保っていたのですが、テクニカルは悪い状態が続いていました。
これは仮想通貨業界にはよくある事で、明確に市場に影響を与えるのは取引所への上場といった取引所がらみのニュースで、他のニュースはあまり価格に大きな影響を与える事がないという印象を私は持っています。
今回の高騰についても何が火をつけたのかは正直よくわかりませんが、このままATHを目指すという感じでもなさそうなので、長い目で見守っていきたいと思います。
今後も取引所がらみのニュースには注目していく必要がありますね。
そんな中、本日付の日経新聞が、仮想通貨交換業者BMEXに業務停止命令を出したと報じています。顧客の資産を資金繰りの為に流用していたそうです。
BMEXという取引所については知りませんでしたので、同社のホームページを確認してみたところBMEXの取扱い通貨はBTC、BCH、ETH、LTC、XRPというラインナップで割と手堅いな、という印象を受けました。
サイトをさらっとみた感じでは、ページは準備中となってはいたものの仮想通貨による寄付のサービスも行うつもり（行っていた？）のようでした。
取引量がどの程度あるかはわかりませんが、BMEX社の業務停止は市場に影響を与えないでしょう。
金融庁には、今後も業界浄化の為に交換業者を厳しく監督して頂きたいですが、イノベーションの芽は摘み取らないようにお願いしたところです。
仮想通貨の業界に関しては、日本が主導となってルール作りが出来れば良いのではないかと思います。将来は銀行業を脅かすとさえ言われている仮想通貨ですので、スピード感を持って対策を考えて欲しいところです。
利用者側も資産は自分で守るものなので、取引所選びは特に慎重に行わなければなりません。今後取引所を選ぶなら金融庁登録の業者が良いと思われます。（というかそれ以外はあり得ない。）
国内で金融庁登録されている業者は、
・QUOINE
・bitFlier
・ビットバンク
・SBIバーチャルカレンシーズ （サービスは開始していない。）
・GMOコイン
などなどで、他にもDMMbitocoinなどのサービスが提供されています。
他にもいくつかありますし、これからもしばらくは増えていくものと思われます。
未登録のみなし業者の中でも特に有力なのはコインチェックで、マネックス傘下となり早期の登録とIPOを目指すといっているので注目しています。
私は、この中ですとビットフライヤーとビットバンク 、ザイフの取引所を利用しています。
・ビットバンク はXRPの板取引が出来るという大きな特徴があり、取引量もそれなりにあるので非常に便利です。セキュリティにも定評があり、リップルのマルチシグ化も実施しています。
・zaifも利用しており、zaifはコイン積立というサービスを提供しているのでこれを私は利用させてもらっています。
（関係ないですが、私が初めてモナコインを購入する時に利用した取引所もここです。）
コイン積立は月の決めた日に振り込んだ資金を日割で仮想通貨を自動で購入してくれるサービスで、自分でやれば良いのかもしれませんが、毎日板を見ていられない忙しいサラリーマンにはおすすめですし、買うときに感情が入らないないので淡々とロボットのように仮想通貨を買い進められます。
淡々と買い進めていく投資手法は個人的には好きなので利用させてもらっています。
従来は、取引所で仮想通貨を購入して、その後はハードウェアウォレットに入れて保管していくのは王道だったのですが、最近はハードウェアウォレットの扱いを間違えてセルフGOXする人もいるようなので、下手に取り扱うよりは信頼のおける取引所に預けっぱなしにしておくのも考え方の一つかもしれません。
今後仮想通貨の普及して、交換業者が銀行の立場を取って代わるような時代がやってくるならむしろその方が主流になってくるとも言えるでしょう。（非中央集権的な考え方には大きく反しますが。）
発展著しい業界ではありますが、まだまだ未成熟な業界ですので、仮想通貨の購入は慎重にお願いいたします。
私は、仮想通貨投資の他に投資信託（eMAXISslimバランス）を利用しており、この２本立てで資産を形成し早期独立、早期リタイアを目指しています。
