20代夫婦が投資で早期リタイアを目指すブログ

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バイナンスに対する警告について

 バイナンスに対して、改正資金決済法に基づく警告を出す方針であるという報道がされている。

 バイナンスは、昨年取引所としてはかなり後発として市場に参入してきたものの、手数料も安く、いわゆる草コインを豊富に取り扱ってきたことから、利用者を急速に伸ばしてきたイメージだ。

 バイナンスでしか買えないコインも結構ある。

 私がツイッターなどで観察していた範囲では、バイナンス全銘柄を購入する投資法を編み出してコインを買い漁っていた猛者もいて結構盛り上がっていた。

 盛り上がった背景は、やはりコインの種類が豊富であることに尽きると思う。

 昨年のバブル相場の時は、どの草コインがパンプするかを誰よりも早く見つけるレースのごとき様相になっている時期があった。

 そのような雰囲気の中で、草コインがたくさん用意され、日本語対応がされ、手数料の安いバイナンスを使わない手はなかったはずだ。

 ブログやツイッターなどでバイナンスを紹介したり、バイナンスを評価するツイートも多数あった。

 そして、こういったバイナンスの姿勢が金融庁に悪質と判断された。 

 

 当初から日本人に対する営業方法は結構問題視されていた。

 私が最初にバイナンスのサイトを確認した時は、日本語対応もされていたが、今バイナンスのサイトを確認したところ、やはり日本語の表示はない。

 金融庁からの示達等があったと予想され、それなりに対応をしてきたようだ。

 今後無許可で営業を続ければ、告発する構えらしい。

 

 このような動きの中で、日本の仮想通貨取引市場がクリーンになっていくとも考えられると思うが、金融庁は他にやることがあるだろう、と思ったりもする。

 私としては、海外取引所を使うこと自体は別に良いと思うが、あくまで取引のみであって、海外取引所にコインを預けている状態は非常に危険であると思う。

 

 ウォレットを管理出来ないコインを海外で購入した場合、必然的に保管場所も海外取引所となる。いつハッキングや事業停止するかわからないし、そのような被害にあったとしても海外取引所は日本の法律の適用外であるので、適切な消費者保護を受けられない可能性が高い。

 ある日突然取引所からコインを出金出来なくなるなんてことは、ザラにあるし、海外取引所に対するネガティブなニュースが流れ出してからでは既に遅い場合も多々ある。

 これからもしばらくはこういうことは起きる。(と思う。)

 海外取引所がいわゆる「GOX」を連発していたころ、次は国内取引所じゃないか?と冗談交じりに言っている人がいたが、本当にコインチェックがGOXした。

 

 先日のブログでも記載したが、一度取られたコインが戻ってくるとは絶対にない。

 自分の大事なコインは、自分で管理したい。