20代夫婦が投資で早期リタイアを目指すブログ

仮想通貨などを利用し、早期リタイアを目指します。連絡先twitter→@mc17025324

仮想通貨の未来

 元々このブログは、職場環境に嫌気が差し、悩み悩んでいたサラリーマン(私)が資産運用や投資を通して、経済的自由を手にする過程をブログで残そうとして作ったモノだ。資産の詳しいポートフォリオは公表していないが、そういうつもりで書いている。

 今もこの方針は全く変わっていないが、私を取り巻く状況は当時から大きく変わった。

 

 私が、約2年前に投資先を色々探しているときに、たまたま見つけた仮想通貨。

 当時は今の1万分の1くらいの社会の認知度だった。

 そこから、私は仮想通貨にのめり込み色々と調べたり、実際に投資という目的で購入をしたりした。

 購入してからしばらく経った頃、社内で面接を受ける機会があり、その時に面接官から「最近読んだ本は何ですか?」と聞かれた。

 面接を受けてきた人であれば、誰もが聞かれた事があると思う。

 そんな事を聞いて一体何を確認するのか、むしろこのネット時代であれば、「最近よく見ているウェブサイトはどこですか?」の方がよっぽど個人の考え方や、嗜好が読み取れそうなものだが、そこは置いておいて最近よく読んだ本を面接官に聞かれたのだ。

 私は「ブロックチェーンの衝撃です。」と答えた。当然面接官はブロックチェーンとは何ですか?と質問を返してきた。

 面接官としても、私がいきなり訳の分からないタイトルを上げてきたので衝撃を受けていたと思う。

 当然私は、「はい、ブロックチェーンとは〜こういうモノです。」と技術的に完璧に答えられるほどの知識も、プレゼンテーション能力も一切持ち合わせていないので、ビットコインという暗号通貨に使われる技術で、すごい奴なんです、ブロックチェーンは。くらいのニュアンスで答えた。

 すると、この面接官はビットコインの事はなんとなく知っていたらしく「あれだよね、マウントゴックスでハッキングされて破綻した色々ヤバイ奴なんじゃないの?」と言ってきた。

 私は、「あ、いえマウントゴックスはビットコインの取引所の事で、マウントゴックスは確かに破綻しましたが、ビットコインは通貨なので全く別のモノです。」と言い返したのだが、言い終わるか否かぐらいのところで、横にいた別の面接官が「難しそうな本を読んでいるんですね、それじゃ質問を変えます。」と被せてきたので、面接落ちたな、と思った事を鮮烈に覚えている。

 面接官の誤った知識を偉そうに正そうとした姿勢が不味かったのだ。

 実際にマウントゴックスの事を聞いてきた面接官はその後終始不機嫌そうな顔をしていた。

 

 それから大分月日が経った

 きっとあの時の面接官達は、昨年のビットコインの高騰を見て、私の顔を思い出したはずだ。

 そしてコインチェックによるNEM流出事案のニュースでも、私の顔を思い出したと思う。

 よくも悪くも、仮想通貨の認知度は爆発的に上昇した。私の保有通貨もことごと値上がりして、一時は結構な含み益が出た

 

 しかし、それでも経済的自由を手に入れたとは言えない状況だ。

 今後の仮想通貨の未来に目を向けると、完璧に明るいとは言えない。

 主要通貨と呼ばれる銘柄がいくつかあるが、それらが今度どうなるは全くわからないし、一時は王とさえ言われていたビットコインも最高値の半分ぐらいで推移しているところだ。

 現状、私たちが生活して行く上で仮想通貨は無くなっても問題はない。

 仮想通貨が使える場所は、電気店、食品、バー等々と日々増えているが、別に現金が使えないわけじゃないので、仮想通貨を持っていなくても問題はない。

 仮想通貨が今後普及、発展していく為には仮想通貨が必要な時代になっていく必要がある。

 

 今、日本が進めている働き方改革による長時間勤務の撤廃や在宅勤務、フリーランスの人達の待遇改善などが、どんどん推進されて行くと、日本中にいわゆる「引きこもり」みたいな人が多く生まれると予想する。

  言葉は悪いが、引きこもりというよりかは、「マイルド引きこもり」みたいな感じだ。

 必要な時だけ、外に出る人たち。どっか遊びに行くとか、病院に行ったり、行事の時だけは外に出るけど、それ以外の生活は家の中で全て完結する。

 当然家から出ないと仕事にならない人たちもいるけど、この「マイルド引きこもり」が今後日本で増えて行くと私は予想する。

 つまり、外に出る必要がない社会が生まれていくのではないか、という事だ。

 交通のインフラだって自動運転カーが担うかもしれない。(ウーバーが死亡事故を起こしたが、大きな社会の流れは変えられないものだ。)自動運転はまだまだ開発中であるが、交通事故リスクがほぼ0になれば、これ以上に便利なものはないだろう。

 AIやロボットがもっと発達すれば「人でなければいけない仕事」はどんどん減っていき、ひいては外に出る必要がある人がどんどん減っていく。

 こういう時代になってくると、手元に現金を持っておく必要がない仮想通貨はいよいよ使われだすかもしれない。

 手元に現金を持つ必要のないものの代表としてクレジットカードがあるが、クレジットカードはクレジットカードでの支払いを望む顧客がいて初めて成り立つもので、手数料を払ってクレジットカード決済をしたい店舗なくなってさえ仕舞えば、仮想通貨のライバルとはなり得ない。

 仮想通貨と言っても様々な特色を持っているコインがたくさんあるので、一括りには出来ないけれど。